CPL ライセンスでできること…
「雇用または報酬の目的」で飛行し、カナダの商用航空サービスで働くには、パイロットは事業用パイロットライセンス (CPL) を保持している必要があります。 この免許の取得により、事業用パイロットとしてのキャリアへの道が開かれる事になります。以下は 事業用パイロットライセンス (CPL) を持つパイロットの、最初のキャリアとなる仕事の一例です:
- VFR (有視界飛行)チャーターエアタクシー
- IFR (計器飛行)チャーターエアタクシー
- 写真調査パイロット
- 森林火災の探知
- 医療避難
- 航空交通監視
- 航空バナー牽引飛行
- パラシュート降下
- 森林火災の鎮火
- フライトインストラクター (有効なインストラクター資格を持つ)
事業用操縦士免許を取得すると、卒業生のほとんどは更に 多発機限定・計器飛行証明（Multi-IFR） も取得し、これにより「最初の仕事」の準備が整ったことになります。
事業用操縦士免許の前提条件
- 自家用操縦士免許 (PPL)
- 英語やフランス語といった実用的な知識以外に、特別な教育要件はありません。
事業用操縦士免許の必要条件
- 合計飛行時間は最低 200 時間、20 時間のクロスカントリーフライト(長距離飛行)を含む計100 時間の機長飛行時間
- 18歳以上
- 第一種航空身体検査（カナダ 民間航空身体検査官から取得）
- 以前の飛行時間はすべて事業用操縦士免許コースに加算されます。
- 必須要件時間に達するまでにタイムビルディング(飛行時間を貯めること)が必要になる場合があります。
CPL 時間の内訳
CPLコースは、65時間の飛行訓練と80時間の地上座学で構成されています。 内訳には、夜間飛行と VFR雲上飛行資格(VFR-over-the-Top )が含まれます。
- 35時間の教官との飛行（Dual Flight）:
- 5 時間のクロスカントリーフライト（長距離飛行）
- 20 時間の計器飛行
- 5 時間の夜間飛行
- 30 時間の単独飛行時間（Solo Flight）
- 25 ラジオコミュニケーションや飛行技術等を含む飛行訓練
- 5 時間の夜間飛行
- 半径300NM以上のクロスカントリーフライト（長距離飛行）で、出発空港以外の空港での計3回の着陸
- 80時間の 座学クラス の受講（航空法、航空気象、航法、航空一般知識 ）
- カナダ運輸省のフライト実技試験と筆記試
画一化されたデジタル飛行訓練シラバス
当校のデジタル トレーニング シラバスは、レッスン プランごとにグループ化されたトレーニングの記録をオンラインで学生が確認できるようになっています。各レッスンプランは、学生一人一人が今日および将来の航空業界で成功できるパイロットになれるよう、業界の専門家チームによって慎重に設計されています。 トレーニングの進捗状況をオンラインでいつでも確認できるため、生徒は訓練を順調に進める事ができ、事前準備をする事で自信を持って次のレッスンに臨むことができます。 また、このシラバスには、各フライトレッスンの予習、復習に役立つ全ての情報と参考文献が提供されているため、生徒は学習効率を最大化し、スムーズに訓練を進める事ができます。
訓練にかかる期間
トレーニングは生徒のペースと都合に合わせて行われます。 このコースは、フルタイムの場合は 1 年未満、パートタイムで訓練を進める場合はそれ以上かかります。
プログラム費用の全額を前払いする必要がありますか？
当校では、プログラム費用全額を前払いする必要はありません。通常、料金は稼働時毎に支払うことになり、「飛行時間」に応じて請求されます。 これは、エンジン始動からエンジン停止までの時間で換算され、飛行機のホブズ メーターで追跡します。（0.1 ホブス＝6 分間隔）
留学生はCPLトレーニング修了後、カナダで働くことができますか?
当校で就学許可証（学生ビザ）のもと事業用 飛行訓練(CPL)を完了すると、労働許可証（就労ビザ）を申請することができ、カナダで働く資格が得られます。 カナダ政府によると、卒業後就労許可/Post-graduation Work Permit（PGWP）の資格を得るには、次の要件のいずれかを満たさなければならなりません。:
- カナダの飛行訓練学校で飛行訓練コースを修了し、カナダの事業用操縦士免許を取得している、または
- あなたは飛行教官の資格を取得しているもしくは取得中で、飛行訓練学校で飛行教官としての内定を持っている
更に質問がございましたら、お気軽に お問い合わせ ください。 詳細については、カナダ政府のウェブサイト からもご覧いただけます。
訓練費用
以下の表は、本校で事業用操縦士免許を取得するための最低限かかる費用の見積もりです。ご参照下さい。
カナダ運輸省の商用操縦士ライセンスに必要な最低要件:
予算 |
Cessna 152 |
Cessna 172 |
| 教官同行飛行 – 35 時間($273 /時 for C152, $284 /時 for C172) | $9555.00 | $9940.00 |
| 単独飛行 – 30 時間($188 /時 for C152, $199 /時 for C172) | $5640.00 | $5970.00 |
| 地上指導 – 15 時間 @ $85.00 | $1275.00 | $1275.00 |
| 3 日間の座学セミナー | $550.00 | $550.00 |
| プロフェッショナル フライト センターへの手数料の合計 ($CAD): | $17020.00 | $17735.00 |
追加の飛行時間 |
||
| 最大70時間単独飛行(合計200 時間に到達するまでのタイムビルディングフライト) | $13160.00 | $13930.00 |
付随料金 |
||
| VFR コースマニュアル | $187.00 | $187.00 |
| フライトテスト費用 | $450.00 | $450.00 |
| ライセンス申請手数料 | $240.00 | $240.00 |
| カナダ運輸省 CPL 筆記試験受験料 | $120.00 | $120.00 |
| カナダ運輸省ライセンス費用 | $80.00 | $80.00 |
| 付随費用の合計 ($CAD): | $1077.00 | $1077.00 |
CPL取得コースの合計見積額 ($CAD): |
$31,257.00 |
$32,742.00 |
(2024年3月25日)
注記:
- 上記の見積もりはカナダ運輸省の最低基準に基づいており、基準を満たすために追加のトレーニングが必要な場合は、該当する料金が請求されます。
- これらの価格には、適用される税金および燃料付加料金は含まれません。 価格は予告なく変更される場合があります。
- 事業用操縦士免許、教官訓練、計器飛行訓練での教官同行飛行には、源泉徴収の対象外です。
- すべての価格はカナダドル ($CAD) で表示されています。レートはこちらからご確認下さい。
- 価格は変更される場合があります。返金規約についてはこちら をご参照下さい。
- このプログラムは、カナダ政府の高等教育・技能・訓練省 Private Training Institutions Branch (PTIB)の私立訓練機関支部によって認可されています。
Frequently Asked Questions
飛行訓練ビデオ
写真が千の言葉に匹敵するなら、ビデオは千の写真に匹敵します。 プロフェッショナル フライト センターは、学生が飛行中に撮影できる数少ない航空学校の 1 つです。 多くの学生が飛行訓練ビデオを録画し、ソーシャルメディアで共有しています。 これらのビデオは、他の多くの人がトレーニングを習得し、正常に完了するのに役立ちました。 トレーニングビデオについては、メディアページをご覧ください。
